各診療科のご案内

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消化器内科

診療科の特色

消化器疾患の診断治療を中心に肝疾患、炎症性腸疾患など、消化器全般を取り扱っており、とくに内視鏡による早期がんの診断および治療や進行癌に対する化学療法に力を注いでいます。

検査数について

上部消化管内視鏡検査数は年間約5,000件、ERCPは約180件以上、それに伴う胆道系内視鏡的治療件数も毎年100件以上行っています。

大腸内視鏡検査は約2,000件で、全例拡大内視鏡を用いて拡大観察を行い微小癌をも見逃さないよう心がけています。いずれも年々件数は増加しています。

症例について

症例はきわめて豊富です。特殊検査としては、超音波内視鏡検査、小腸内視鏡検査、小腸カプセル内視鏡検査、大腸CTなどを行っています。

さらに2008年4月よりカプセル内視鏡を導入し、増加傾向にある小腸疾患にも対応できるようになりました。

また早期がんに対する粘膜切除術(EMR)、粘膜下層剥離術(ESD)も積極的に実施しています。最近では早期癌の内視鏡的治療はほぼ全例ESDで行っています。

救急疾患への取り組み

当院は救急疾患に病院を挙げて取り組んでおり、吐血・下血などの緊急内視鏡を要する際も可能な限り対応しており、日中は毎日のように患者さんの紹介があり、 夜間もほぼ毎日内視鏡当番をおき、緊急内視鏡が必要な際は医師1〜2名、コメディカル2名がかけつけ治療にあたっています。

肝生検は慢性肝炎に対し約30例行われ、インターフェロン治療に役立てています。肝癌予防のためのインターフェロン治療にも重点を置き、肝臓病教室も年4回開催しており、インターフェロン治療や肝癌治療の啓蒙に努めています。

炎症性腸疾患は、IBD専門外来を置き、抗TNFα抗体治療や、血液浄化治療など、特殊な治療も施設内で行っています。

肝癌に対しては局所治療(PEIT、ラジオ波による治療など)や肝動脈塞栓術(TAE)が行われていますが、年々ラジオ波による治療が増えてきています。

胃瘻造設術(PEG)も年間50名前後の患者さんが受けておられます。さらに逆流性食道炎の治療やヘリコバクタピロリ菌除菌による潰瘍治療にも力を入れています。

悪性腫瘍に対して

消化器全般の手術不能な悪性腫瘍に対しては、癌化学療法、放射線化学療法を積極的に行っており、臨床腫瘍学の分野でも幅を広げようと頑張っています。外来化学療法も化学療法室において外科と協力しながら行っています。

消化器癌の治療には種々の治療法があり、患者さんもその選択に迷われることが多いと思います。内科・外科・放射線科・病理診断科が協力して治療に当たり、合同のカンファレンスも行って患者さんにとって最も標準的かつ適切な治療法を提供できるよう努力しています。

当然、他施設へのセカンドオピニオンや他院からのセカンドオピニオンにも応じています。当院では主に兵庫県立がんセンターにセカンドオピニオンをお願いしており、がんセンターと協力して治療にあたっています。

今後の展望

カプセル内視鏡、小腸内視鏡、NBI拡大スコープに引き続き、本年は穿刺用超音波内視鏡スコープも導入予定で、消化器内視鏡機器はかなり充実したものになります。また内視鏡治療も、ESDや胆管系など、治療件数は着実に増え、難渋する症例も応援医師の指導により対処できるようになりました。

消化器領域の診断治療は拡大し、外科や耳鼻科の領域を凌駕する勢いであり、当院でもup to dateで研鑽を積んでいます。

現在内視鏡検査室3室で、内視鏡技師5名(臨床工学技士2名、看護師3名)を含む11名のスタッフとともに内視鏡検査を行っていますが、2013年春の救命救急センター開設に伴い、5倍に拡張した内視鏡センターを新設します。

今後ますます救急患者さんが増え、吐血、下血、化膿性胆管炎などの緊急内視鏡検査が増えてくることが予測されます。若手医師の育成とともにますますのスタッフの充実が望まれます。

対象疾患・治療法について

  • 早期癌に対する内視鏡的治療
  • 進行癌に対する癌化学療法
  • 肝癌に対する肝動脈塞栓術およびラジオ波治療(外科、放射線科との協力)
  • 消化管出血に対する緊急止血術
  • 食道静脈瘤に対する静脈瘤結紮術
  • 胆道疾患に対する内視鏡的治療
  • ピロリ菌陽性胃十二指腸潰瘍に対するピロリ菌除菌治療
  • 消化管疾患に対する特殊光内視鏡や拡大内視鏡を用いた精密診断
  • 慢性肝炎に対するインターフェロン治療
  • 種々の肝疾患の診断と治療
  • 炎症性腸疾患の診断と治療
  • カプセル内視鏡、小腸内視鏡および精密小腸透視を駆使した小腸疾患の診断
  • 自由診療によるピロリ菌専門外来
    →自由診療によるピロリ菌専門外来のご案内(PDF:106KB)

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症例数・治療実績

検査・処置名 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年
上部消化管
内視鏡検査
4,003
4,375
4,795
4,980
5,400
5,004
胃癌に対する内視鏡治療【ポリペク・EMR・ESD】
31
27
41
48
65
67
粘膜層剥離術【ESD】
11
15
24
40
58
58
静脈瘤治療
26
29
34
38
54
43
超音波内視鏡
25
29
40
37
32
24
胃瘻【PEG】
77
61
79
67
71
60
下部消化管内視鏡
1,622
1,840
2,218
2,134
2,261
2,017
内視鏡治療数
481
478
605
628
627
684
小腸内視鏡
3
9
13
12
15
16
カプセル内視鏡
0
0
0
42
64
31
内視鏡的胆管膵管造影
【ERCP】
107
131
109
194
186
184
胆道結石治療【EST】
54
49
55
160
173
180
胆管ドレナージ術
【ERBD・ENBD】
25
36
27
89
57
86
全内視鏡検査数
【GF・CF・ERCP・小腸内視鏡】
5,735
6,355
7,135
7,322
7,862
7,288
肝生検
24
31
20
36
38
24

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スタッフ紹介

担当医 上山 茂充(平成8年卒) 
担当 消化器・糖尿病・一般内科
役職 消化器内科部長
光学診療部長(兼)
認定医・専門医等
資格名
日本内科学会 認定医
日本内科学会 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本消化器病学会 専門医
日本糖尿病学会 専門医 H.Pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
日本医師会 生涯教育制度研修認定
その他の資格等 医学博士
神戸大学医師臨床研修指導医講習会修了
主要所属学会 日本糖尿病学会
日本臨床腫瘍学会

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施設認定紹介

  • 日本消化器病学会専門医制度認定施設
  • 日本静脈経腸栄養学会NST稼動施設
  • 日本消化器内視鏡学会指導施設
  • 日本がん治療認定医機構認定研修施設
  • 日本内科学会認定医制度教育病院

学術活動紹介

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社会医療法人 製鉄記念広畑病院
〒671-1122 姫路市広畑区夢前町3丁目1番地
TEL:079-236-1038 FAX:079-236-8570