放射線療法は、手術療法、化学療法と並んでがん治療の三本柱の一つです。
放射線療法の目的は、腫瘍に線量を集中させ、周囲の正常組織への線量を極力低減させ、がんを根治させたり、症状を緩和する事であり、正常の体の部分へはできるだけ放射線を照射せず、目的とするターゲットにできるだけ多くの放射線を照射する技術が理想的放射線治療とされます。
「がん医療」の充実・強化をはかるため、平成26年12月より従来の放射線治療装置を更新し、西日本1号機となる最新鋭の放射線治療装置(エレクタ社製インフィニティ)を導入いたしました。
この装置は、高精度放射線治療に対応した機器であるとともに、近い将来主流となる最新鋭の照射技術を搭載した装置になると期待しております。