
平成22年4月1日より病院長に就任いたしました橘です。
病院長就任以前は、新本館が建設された平成12年より副院長として当院の運営に携わってまいりました。今後は、病院長として、より一層地域のニーズに応じてより良く変化・進化する病院となるよう努力を続けてまいりたいと考えています。
さて、新聞及びこのホームページ等でご存知の方も多いと思いますが、当院は平成24年度中に、救命救急センターの開設に合わせ東館及び北館の統合建て替えを行います。この救命救急センターは、兵庫県・姫路市の要請と姫路市医師会の推薦を受けて開設するものですが、これは当院がこれまで救急医療に積極的に取り組んできた実績を評価していただいたものと考えています。皆さんもお感じになられていることと思いますが、今や救急医療は医療崩壊が最も進んでしまった分野です。しかし、このセンターが軌道に乗れば姫路市だけでなく中・西播磨地域の救急医療を支える一つの核になると確信しています。「地域医療の充実発展に寄与し地域社会のお役に立つこと」という当院の願いの実現に向けて、当院職員はもちろんのこと、多くの方々のご協力をいただきながらこの課題に取り組んでいます。
ところで、当院の基本方針・使命である「当地域の基幹病院として必要な機能を維持し続ける」「良質な医療を提供する」ということは、救命救急センターの開設前後とも全く変わりはありません。当地域の基幹病院として、各科外来や入院治療については建て替え工事中も継続して診療を行ってまいりますので、ご安心いただきたいと思います。また、良質な医療の提供という点では、例えば、胃がん・大腸癌の内視鏡治療や低侵襲の腹腔鏡手術のような今後より発展が期待される新しい技術の導入や、精密な画像の得られる3テスラーMRI(MRIは2台)のような新しい機器の導入を積極的に行ってまいります。さらに、がん治療では、各分野のスペシャリストである専門医に加え、手術看護・集中ケア・がん化学療法・緩和ケア・皮膚排泄ケアなどの専門知識を習得した専門・認定看護師やがん薬物療法認定薬剤師、さらには最新鋭の各種医療機器や専用設備を有しておりますので、手術、化学療法、放射線治療の何れのがん治療についても質の高い治療を受けていただけます。
最後になりましたが、今後も製鉄記念広畑病院は、「地域医療の充実発展に寄与し地域社会のお役に立つ」よう、良質な医療を提供する急性期病院として進んでまいりますので、地域の皆さんのご理解とご支持をどうぞよろしくお願いいたします。